ピックルボールのルールは5つ覚えれば打てる2026年版の条番号つき
公開 2026年10月13日/更新 2026年10月13日広告を含みます
最初に覚えるのは5つです。サーブは下から対角へ、サーブとその返球は1回ずつ弾ませる、キッチンではボレーしない、点が入るのはサーブ側だけ、11点を2点差で取る。この順に、公式ルールブックの条番号を添えて説明します。
ギアオタクの本命
最初の1か月は、ドロップサーブで打つ。下から上・手首より下・腰より下の3条件がかからないので、サーブの反則を気にせずラリーに入れる。
この記事の要点
- サーブは下から対角へ。ドロップサーブなら3条件がかからない
- サーブと返球は1回ずつ弾ませ、キッチンではボレーしない
- 点が入るのはサーブ側だけ。11点を2点差で取る
5つのルールの早見表
| ルール | 中身 | 条 |
|---|---|---|
| ①サーブ | 下から打ち、対角のコートへ入れる | 7.C・7.E |
| ②ツーバウンス | サーブと、その返球は、1回弾ませてから打つ | 10.A |
| ③キッチン | ネット前2.13mの中では、ボレーをしない | 11.A |
| ④得点 | 点が入るのはサーブ側だけ | 4.A |
| ⑤勝ち | 11点を先に取り、2点差をつける | Section 1 |
条番号は2026年版のものです。2026年版は章立てが組み直されたので、2025年版までの解説とは番号が合わないことがあります。
①サーブは下から、対角へ
サーブの打ち方は2つあります。ボールを落とさずに打つ「ボレーサーブ」と、地面に落として弾んだところを打つ「ドロップサーブ」です。
ボレーサーブには条件が3つあります(7.C.1〜7.C.3)。
- パドルが、はっきりと下から上へ弧を描いて動いていること
- 打つ瞬間、パドルの先が手首のいちばん高い所より、はっきり下にあること
- 打点が腰より、はっきり低いこと
「腰」に何cmという数字はありません。2026年版では、この3つに「はっきりと(clear/clearly)」という言葉が足されました。ぎりぎりのサーブは反則に取られやすくなった、と読めます。
ドロップサーブは、ボールを自然に手から落として、弾んだ後に打ちます。投げ下ろしたり、投げ上げたりはできません(7.D)。こちらには上の3条件がかかりません。
下から打つ形が安定しないうちは、ドロップサーブのほうが反則になりにくい打ち方です。
どちらのサーブも、対角のサービスコートへ入れます(7.E)。相手のキッチンの中や、キッチンの線の上に落ちたサーブは失敗です。
②サーブと返球は1回ずつ弾ませる
原文は「サーブと、サーブの返球は、どちらも弾んでから打たなければならない」です(10.A)。日本では「ツーバウンドルール」とも呼ばれます。
流れで書くと、サーブ → 受ける側が1回弾ませて返す → サーブ側も1回弾ませて返す、ここまでが決まりです。4球目からは、弾ませずに打ってもかまいません。
このルールがあるので、サーブを打った側がすぐネットへ詰めて決める、という形が取れません。ラリーが続きやすいのはこのためです。
③キッチンではボレーしない
ネットの前2.13mの帯がキッチン(ノンバレーゾーン)です。ここに足が触れた状態で、ボールを弾ませずに打つことはできません(11.A)。線もキッチンの一部です。
見落としやすい点が2つあります。
- ボレーを打った勢いでキッチンに入ってしまっても反則です。ボールがもう死んでいても変わりません。
- 一度キッチンに触れたら、両足が完全に外へ出るまでボレーはできません。
弾んだボールを打つためにキッチンへ入るのは自由です。「入ってはいけない場所」ではなく、「ボレーをしてはいけない場所」です。寸法はコートの寸法の記事に図があります。
④点が入るのはサーブ側だけ
標準の数え方では、点はサーブを打った側がラリーに勝ったときだけ入ります(4.A)。受ける側が勝っても点は入らず、サーブの権利が移ります。これを「サイドアウト方式」と言います。
⑤11点を、2点差で
ふつうは11点を先に取り、2点以上の差がついたほうの勝ちです。10対10になったら、2点差がつくまで続けます。大会では、1ゲーム15点や21点の形式もあります(15.C.1)。
2026年版で変わったこと
ラリーに勝った側に毎回点が入る「ラリーポイント制」は、2026年版でも「暫定ルール」のまま、選べる形式として残っています(14.A)。
2025年版にあった「ゲームポイントはサーブ側のときだけ入る」という制限は、2026年版でなくなりました。変更をまとめた公式の文書には、ラリーポイント制の扱いは2027年に判断すると書かれています。
道具の決まり
パドルにも規格があります。長さと幅の合計が60.96cmまで、という決まりで、厚さと重さには制限がありません。パドルの規格の記事に、承認されたパドルかどうかを自分で調べる方法と一緒にまとめました。
もっとくわしく知りたいとき
- 点数の言い方と「0-0-2」の意味、サーブの順番 → 点数の数え方の記事
- 線に触れたボールの判定、サーブがネットに触れたとき → ライン判定の記事
- 反則の全体 → 反則の一覧
- ラリーポイント制のくわしい違い → ラリーポイント制の記事
- タイムアウトやコートチェンジなど大会の決まり → 大会の決まりの記事
よくある質問
サーブは何回まで打ち直せますか
打ち直しはありません。サーブは1回だけで、失敗すれば次のサーバーか相手に移ります。ネットに触れて入ったサーブも、やり直しにはならず有効です(7.E)。
サーブを打つまでの時間に決まりはありますか
点数を言い終えてから10秒以内です(6.D)。
キッチンの線を踏んだらどうなりますか
線はキッチンの一部です。線を踏んでボレーすると反則になります(3.A.4.c・11.A.1)。
出典
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