ホーム › はじめる

はじめる

ピックルボールとパデル・テニス・バドミントン・卓球の違い公式規則の数字で比べる

公開 2026年10月13日/更新 2026年10月13日広告を含みます

ピックルボールのコートはバドミントンと同じ広さで、テニスの約3分の1、パデルの約4割です。ボールの重さはテニスの半分以下。パデルとは名前が似ていますが、壁があるのがパデル、壁が無く穴あきのボールを使うのがピックルボールです。

ギアオタクの本命

場所の見つけやすさで選ぶなら、ピックルボール。パデルは壁のある専用コートが要る。こちらは、バドミントンコートとネットで足りる。

この記事の要点

  • コートの広さはバドミントンと同じ。テニスの約31%、パデルの約41%
  • ボールは22.1〜26.5g。テニスやパデルのボール(56.0〜59.4g)の半分以下
  • パデルは壁を使い、点はテニス式。ピックルボールは壁が無く、11点制

コートの広さを比べる

数字は、それぞれの競技の国際団体の公式規則から取りました。テニスとバドミントンはダブルスの広さです。

競技長さ × 幅広さピックルボールの何倍か
ピックルボール13.41 × 6.10m約81.8㎡1.0倍
バドミントン13.40 × 6.10m約81.7㎡1.0倍
パデル20 × 10m200㎡約2.4倍
テニス23.77 × 10.97m約260.8㎡約3.2倍
卓球(台)2.74 × 1.525m約4.2㎡約0.05倍

ピックルボールとバドミントンは、ほぼ同じ広さです。体育館のバドミントンコートでそのまま打てるのは、このためです(コートの寸法の記事)。

パデルのコートは200㎡で、ピックルボールの約2.4倍あります(200 ÷ 81.8)。テニスは約3.2倍です。逆から言うと、ピックルボールのコートはパデルの約41%、テニスの約31%の広さです。

ネットの高さを比べる

競技中央端
ピックルボール86.36cm91.44cm
パデル88cm92cm
テニス91.4cm107cm(支柱)
バドミントン152.4cm155cm
卓球15.25cm15.25cm

ピックルボールとパデルのネットは、ほとんど同じ高さです。中央の差は 88 − 86.36 = 1.64cm、端の差は 92 − 91.44 = 0.56cm しかありません。

ネットの高さだけを見れば、ピックルボールにいちばん近いのはパデルで、次がテニスです。バドミントンは、コートの広さは同じでも、ネットは約66cm高くなります(152.4 − 86.36)。

ボールを比べる

競技直径重さ作り
ピックルボール7.29〜7.54cm22.1〜26.5g穴が26〜40個あいた、中が空洞の球
テニス6.54〜6.86cm56.0〜59.4gフェルトでおおったゴムの球
パデル6.35〜6.77cm56.0〜59.4gテニスに近い球
卓球4.0cm2.7g中が空洞の球
バドミントン(シャトル)—4.74〜5.50g羽根の付いた球

ピックルボールのボールは、5つの中でいちばん大きく、重さはテニスやパデルの半分以下です。いちばん重いピックルボール(26.5g)でも、いちばん軽いテニスボール(56.0g)の47%です(26.5 ÷ 56.0)。

大きくて軽く、穴があいているので、空気の抵抗を強く受けます。テニスほど球が速くならないのは、ボールの作りによるところが大きいと言えます。穴の数の違いはボールの記事にまとめました。

パデルのボールは、重さの規格がテニスと同じ(56.0〜59.4g)で、直径の範囲も大きく重なっています。

ラケット・パドルを比べる

表は横に動かせます →

競技長さの上限幅の上限厚さ面
ピックルボール(パドル)43.18cm長さとの合計で60.96cmまで制限なし板。穴なし
パデル(ラケット)45.5cm26cm38mmまで板。中央に9〜13mmの穴
テニス(ラケット)73.7cm31.7cm—ガット(ひも)を張る

ピックルボールのパドルとパデルのラケットは、どちらもガットの無い板です。長さの上限は、パデルのほうが2.3cmだけ長くなっています(45.5 − 43.18)。

違いは厚さと穴です。パデルのラケットは38mmまでの厚さがあり、面に穴があいています。ピックルボールのパドルは、売られている機種で10〜16mm。パデルの上限の半分以下の薄さです(15機種の比較表)。

テニスラケットは長さ73.7cmまでで、パドルより約30cm長くなります。打つ場所が体から遠いぶん、振る距離も長くなります。

点の数え方を比べる

競技数え方
ピックルボール11点を2点差で。標準では、点が入るのはサーブ側だけ
パデルテニスと同じ。15・30・40・ゲーム、6ゲームで1セット、3セット中2セット先取
テニス15・30・40・ゲーム、6ゲームで1セット

パデルの点は、テニスとほぼ同じ数え方です。40対40になったときの決め方は、パデルの規則に3つの方式が書かれています。

ピックルボールだけは、まったく別の数え方をします。くわしくは点数の数え方の記事にあります。

ピックルボールとパデルは、何が違うのか

名前が似ているので、よく混同されます。公式規則の数字で違いをまとめます。

ピックルボールパデル
コート13.41 × 6.10m20 × 10m
壁無いある。コートの端は高さ4m(下3mが壁、上1mが金網)
ボール穴あきの軽い球(22.1〜26.5g)テニスに近い球(56.0〜59.4g)
打つ道具穴の無い薄い板穴のあいた厚い板(38mmまで)
点11点制テニス式
場所バドミントンコートで打てる壁で囲まれた専用のコートが要る

始めやすさの面で大きいのは、最後の行です。パデルは、ガラスや金網の壁で囲まれた専用のコートが要ります。ピックルボールは、バドミントンコートとネットがあれば打てます。

数字から言えること
  • コートの広さはバドミントンと同じ。場所を見つけやすい
  • ネットの高さはパデルやテニスに近い。打ち方は腰から下が中心になる
  • ボールは大きくて軽い。道具の板は、ここに挙げた中でいちばん薄い

よくある質問

テニスの経験は生かせますか

数字で言えるのは2つです。ネットの高さの差が中央で約5cmと小さいこと、コートが約3分の1で走る距離が短いこと。打点の高さと走る量は、テニスより楽な側に寄っています。

パデルのラケットでピックルボールはできますか

公式のルールでは、パドルの長さは43.18cmまでです。パデルのラケットは45.5cmまで作れるので、上限を超えるものがあります。大会では、承認の一覧に載ったパドルしか使えません(パドルの規格の記事)。

バドミントンコートで打つとき、変える所はどこですか

ネットを約86〜91cmに下げることと、キッチンの線を足すことです。バドミントンのネット前の線の15cm後ろに貼ります(コートの寸法の記事)。

始めるのにいくらかかりますか

2人で打つだけなら、4,000円台のセットで足ります。始め方の記事に、3つの始め方と合計をまとめました。

パドル2本とボールのセット の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

出典

あわせて読む

はじめるピックルボールの道具一式おすすめ|パドル・ボール・靴・ネット・小物を目的別にピックルボールを始めるときにそろえる道具を、体験・1人ぶん・仲間と場所から作る、の3つの目的に分けて、おすすめの組み合わせと合計の目安をまとめました。それぞれ楽天の商品ページへのリンクつきです。2026年10月13日はじめるピックルボールを始めるのに要るものと費用|2人で4,000円台からパドル・ボール・シューズ・ネットの値段を、楽天と公式サイトで調べて足し算しました。打てる場所の探し方、日本の統括団体の会費、競技人口の数字の出どころもまとめています。2026年10月13日はじめるピックルボールの2本セットは何が入っている?|4,000円台とブランド品の数字の違い楽天で売れている2本セットと、JOOLA の公式セット(ブルーライトニング)の中身と数字を並べました。厚さ10mm・グラスファイバー面という入門セットの作りと、買う前に見る3つの点を整理しています。2026年10月13日ボールピックルボールのボールは26穴と40穴|ルールに屋内・屋外の区別はないボールの公式規格(直径7.29〜7.54cm・重さ22.1〜26.5g・穴26〜40個)をまとめ、屋内用26穴と屋外用40穴の違いをメーカーの数字で並べました。ルール上はどちらをどこで使ってもかまいません。2026年10月13日ルール・コートピックルボールのコートは6.10×13.41m|バドミントンと同じ広さで、線は15cmずれる公式ルールブック2026年版の寸法をメートルに直して図にしました。バドミントンのコートを使うときにキッチンの線を何cm動かすか、テニスコートとの広さの差も計算しています。2026年10月13日ルール・コートピックルボールのルールは5つ覚えれば打てる|2026年版の条番号つきサーブの3条件、ツーバウンス、キッチン、11点2点差、サーブ側だけ得点。公式ルールブック2026年版の条番号と原文を添えて、最初に要る5つだけをまとめました。2026年の変更点も書いています。2026年10月13日